ブックタイトル高野山高等学校【通信制学校案内】

概要

高野山高等学校【通信制学校案内】

明治19 年、高野山高等学校は、真言宗の開祖弘法大師空海が修禅の道場として開かれた高野山に創設されました。弘法大師さまは日本で初めて、貴族の学校ではなく、誰もが学べる庶民の学校「綜藝種智院」を開設しました。高野山高校は、その「思い」と「伝統」と「歴史」を受け継いでいる学校です。誰もが学べるように、全日制課程（宗教科・普通科）、広域通信制課程が用意されている、来るものを拒まない包容力を持った学校です。高野山は今から1200 年前、弘法大師（空海）さまによって開かれた修行道場です。標高900 メートルにある山上都市は、夏は涼しくも冬は極寒の、まさに修行の地です。弘法大師さまは高野山が心の修行に最適であると気に入られ、高野山に身を留められました。高野山では弘法大師さまが今も生きて高野山から人々を救っておられると信じられています。日本文化の伝統を残した雰囲気と素晴らしい自然環境は世界に類を見ないとのことから、2004 年にはユネスコ世界文化遺産にも認定されました。高野山は日本の古い建造物を残した素晴らしい町ですが、その中心は弘法大師さまの救いのパワーであり、高野山は世界最高レベルのパワースポットです。あなたが高野山高校広域通信制課程のパンフレットに出会ったのは、お大師さまとご縁があるからなのです。通信制の学習は自学自習が基本です。インターネット講座を利用して教科書の内容を学び、レポートの問題に回答します。郵送で提出すると、先生が添削の上、返却します。自然豊かな世界遺産にある高野山高校で受講していただきます。日々の学習にインターネット講座を利用することで、スクーリング日数を最低限まで減じることができます。卒業までに30 時間の特別活動が必要です。特別活動とは、学校行事や課外活動のことです。スクーリングに来た際に、奥之院参拝・写経・写仏・ごま豆腐つくり・文化財ふれあい体験など、高野山でしかできない経験をしてください。