ブックタイトル昌平中学校【学校案内】

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概要

昌平中学校【学校案内】

卒業生からのメッセージ先生方と共に“昌平を作って”きた2期生の誇り帰国子女枠で入学して以来、どの先生というよりも、すべての先生に面倒を見ていただいたというのが実感です。私たちは開校から間もない2期生ということもあり、先生方と共に昌平中学を作ってきたという誇りもあります。先生方はとにかく生徒一人ひとりの考え方を尊重し、何をいっても絶対に否定されることはありませんでした。そんな距離感の近さがたまらなく好きで、ついつい職員室を訪ねては、先生方と一緒の時を楽しむ私になっていました。思い出深いのは校外学習の数々です。古墳に行ったり、大使館を訪ねたりと、自分の目で見て、社会に触れて、リアルに世の中を学んだ経験はとても貴重でした。中高時代はダンス部、大学ではチアができる応援部に入りましたが、「人を笑顔にしたい」という想いはどちらも共通しています。今は食品という人々に愛されるフィールドを通して、世界中の笑顔を支える仕事をしています。味の素株式会社勤務一橋大学 社会学部卒業2期生(平成29年卒) 澁田 奈々さん「先輩ぶるな。先輩らしくいろ」は永遠の指針中学・高校の6年間、集団スポーツのおもしろさ、すばらしさに目覚めてラグビーに夢中でした。在校中は県2位、準優勝が最高位でした。ただ私たちの1学年下の代から花園に行くようになり、悔しさ以上にそのベースを作ることができたという充実感もありました。学年が上がり初めて後輩を教える立場になった時、ラグビー部の監督からよくいわれた言葉は、「先輩ぶるな。先輩らしくいろ」でした。異学年が心を一つにラグビーと向き合っていく中で、その金言はやがて私の生き方とリンクするものになっていきました。母の願いでもあった海上保安庁への道を選んだ際、集団スポーツの中で培われた経験を発揮できると考えた自分がいました。今いる職場も基本、集団で行動します。後輩もたくさんいる中で思うのは、やはり「先輩ぶるな。先輩らしくいろ」です。人生で一番成長できた6年間に感謝しています。海上保安庁勤務2期生(平成29年卒) 小関 龍明さん刺激のある環境に身を置いて成長できた6年間英語圏からの帰国子女の私にとって、英語教育と国際教育に力を入れている昌平の学校生活は居心地の良いものでした。英語力を“生きたままの状態”で残してくれ、プラスアルファでさらに伸ばしてくれた環境に、とても感謝しています。そもそも昌平が求めるレベルは高いです。課題も多い学校ですが、なぜか先生方は「これ明日までね」と、普通の顔でいいます( 笑)。ハイレベルな課題をこなすため、自ずと自分の中でしっかりと計画を立てるようになり、すべてやり切れたという経験は、社会人となった今でも生かされています。「基礎があれば応用できる」。どの先生からもいわれたアドバイスを実感する日々です。自分よりもすごい人が周りにいる環境を求め、現在の職場に入りました。常に刺激のある環境に身を置くことで、自分が成長できると思っています。実はこれ、昌平の6年間とも相通じるのでおもしろいです。楽天グループ株式会社勤務上智大学 外国語学部 英語学科卒業3期生(平成30年卒) 大堀 桃花さん大学に向けて“押し出してもらえた”ことに感謝生徒にやる気があれば、それに対してきちんと応えてくれる環境が昌平にあります。生徒会もチアも全力でやり、そのうえで「東大に行きます!」と、発信した私を受け止めてくれたのも先生方でした。大学で国際関係論を専攻する私は、イランのインターナショナルスクール出身ということもあり、国際社会におけるさまざまな出来事に関心を持っています。とはいっても、自分の好きなことをカタチにするのは決して容易ではありません。中高時代の6年間に、どれだけのエネルギーを自分の中に蓄積できるかが問われるからです。仮にエネルギーが不足すれば、なんとなく4年間が終わってしまうかもしれません。私の場合は多様なエネルギッシュな体験を“好きのチカラ”に変えて、エネルギーとして蓄えることができました。それを支えてくれたのは面倒見の良い先生方です。大学に向けて“ 押し出してもらえた”ことに感謝しています。東京大学 教養学部在学中5期生(令和2年卒) 吉田 莉々さんhool School Guide 2 0 2 4 20