ブックタイトル昌平中学校【学校案内】

ページ
22/32

このページは 昌平中学校【学校案内】 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

昌平中学校【学校案内】

国語論理的思考力・表現力の確立 たとえば、山を見たら春でも夏でも「きれいだ」としか言えない人と、「山(が)笑う」「山滴(したた)る」という言葉を知っている人とでは、同じ山を見ていても見える景色がまったく違います。「豊か」という言葉を使うなら、どちらの景色がより豊かか、言うまでもないでしょう。豊かに言葉を知る人と、そうでない人と、同じことが人生についても言えます。もちろん、言葉の豊かさは数だけではありません。言葉は、確かにコミュニケーションの手段ですが、それ以上にその人のものの考え方やとらえ方を決める重要なものです。特に母語、今これを読む多くの人にとっての日本語、教科としては国語、それは皆さんの考える力、ものを見る力を支える大切なものです。私たちはそのことを念頭に国語の指導にあたっています。 まずはさまざまな文章に触れ、そこに表現された世界を正しく受け取る力を養います。身体は現実の制約を受けますが、言葉は時空を超え、実に多様な世界を見せてくれます。読書を大いに推奨します。そして、感じ考えたことを表現してみることです。効果的に表現する力を養いましょう。 表現しようとすることで考えがまとまることもよくあります。昌平では、他校にはないIBに基づく論述や発表のほか、ディベートやビブリオバトル(書評合戦)等の言語活動を活発に行います。漢字や語句の小テストはもちろん、大学受験に必要となる古典分野も中学3年までに高校1年程度まで行います。様々な社会的・文化的事象への興味関心、論理的思考力、豊かな感情、表現力、正しい言語知識。要求されることはたくさんですが、それらは他ならぬあなたの人生を彩りのあるものにきっとしてくれます。豊かな学びをしましょう。Japanese英語本当のコミュニケーション力の育成 ~知識と実践の融合~ 言語を習得するためには、24時間の生活の中でその言語を使う時間を増やす必要があります。授業だけで知識を頭の中に残すことができても、せっかく身につけたものを「使う」ことをしないとその知識は頭の中で徐々に消えてしまうのです。努力して身につけた知識を無駄にしないために、昌平中では日常生活の中で英語を使う機会がたくさんあります。また、「英語G(文のルールを学ぶ)=知識」と「英語R(IB)=実践」の授業があります。常に文だけを見るのではなく、そこに書かれていることをイメージすることが英語を使えるようになるためには大切です。 今、世界で必要とされるのは「コミュニケーション力」を持っている人材です。「コミュニケーション力」とは何でしょうか?これから世界で活躍する皆さんが間違った英語を堂々と話すことはとても恥ずかしいことです。正しい英語を身につけてこそ、世界中の人々に自分の考えを伝えたり、人の考えを正確に受け取ったりすることができます。そのやりとりが「本当のコミュニケーション力」なのです。 入学してくる生徒はほとんどが小学校の授業で英語をやっただけの人です。むしろ、最初の1歩からきちんと英語を学んでいく方法を身につけることができます。目標を持ち、努力をしている昌平中の生徒達の表情は、生き生きと自信に満ち溢れています。そして楽しそうです。これこそが英語学習の目指すところと言えます。EnglishTeacher各教科から 21 SHOHEI Junior High Sc