ブックタイトル昌平中学校【学校案内】

ページ
6/32

このページは 昌平中学校【学校案内】 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

昌平中学校【学校案内】

International Baccalaureate [MYP]IBは、国際バカロレア機構(本部:スイス、ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムです。世界150以上の国・地域において5,000校以上がこのプログラムを導入しています。また、近年は文部科学省もその普及・拡大を推進しています。IBは年齢に応じてPYP、MYP、DPの三つのプログラムに分かれます。昌平中学校は、2015年3月1日にMYP(中等教育プログラム)の候補校になり、以降2年間をかけて研修、授業実践等を行ってきました。これらの取り組みが、IB機構による厳格な審査により認められた結果、本校は2017年3月17日よりMYPの認定校になりました。昌平中学校では1年生から3年生の全員を対象に、MYPの授業を日本語で行っています。また、2020年度には高等学校でも、DP(ディプロマ・プログラム)の授業を開始しました。世界基準のシステムを採用~変わり続ける社会で活躍するために~国際バカロレア教育[中等教育プログラム] IBIBの授業は調べ学習、発表、話し合い等、生徒が授業の中心となるものが多いです。これによって将来、社会に出た時に必要な思考力やコミュニケーション能力等がつきます。さらに、自分の頭で考え、そして動くことが多いので授業内容が頭に残りやすいです。IBの理念IB授業の特色生徒の学習意欲・問題意識が劇的に高まってきました生徒たちを見ていると、以前よりもいろいろと問題意識をもって、学習に取り組んでいることがよくわかります。プレゼンにも中身があり、聞く側を惹き込む力もついてきました。IB教育の特色の一つに、多様性を認識することがありますが、日本特有の教育とIB教育の違いを自然に受け入れ、これまでにない発想をする生徒も出てきています。今後は昌平だけでなく、日本全体にIBを普及させたいとの思いでさらに尽力してまいります。教頭・国際教育部長IB公認 ワークショップリーダー コンサルタント前田 紘平先生Voice(1)IBの使命:IBの目的を示しています。国際バカロレアは、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。この目的のため、IBは、学校や政府、国際機関と協力しながら、チャレンジに満ちた国際教育プログラムと厳格な評価の仕組みの開発に取り組んでいます。IBのプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。(2)IBの学習者像:IBの使命を具体的に人物像として示して  います。学校は学力だけをつける場ではありません。立派な大人になるため様々な経験をする場です。本校は2010年の中学校開校以来、学力と共に人間力の育成を掲げてきました。これはIBの使命、学習者像と重なり、IB 導入によって強化されます。IBの理念は次の「IBの使命」、「IBの学習者像」によって明確化されています Inquirers ……… 探究する人Knowledgeable 知識のある人Thinkers ……… 考える人Communicators コミュニケーションができる人Principled …… 信念をもつ人Open-minded … 心を開く人Caring ………… 思いやりのある人Risk-takers …… 挑戦する人Balanced ……… バランスのとれた人Reflective …… 振り返りができる人5 SHOHEI Junior High Sc