ブックタイトル拓殖大学第一高等学校【学校案内】

ページ
20/32

このページは 拓殖大学第一高等学校【学校案内】 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

拓殖大学第一高等学校【学校案内】

英語科通信TEJ3年間で効率よく、難関大学入試に対応する英語力を身につける本校は3年間という限られた時間で確実に英語力を高めるカリキュラムが組まれています。家庭学習のペースメーカーと定着度のセルフチェックのため、毎週朝テストを実施するとともに、1年次は知識を蓄積するインプットの活動を中心に指導を展開し、学年が上がるにつれてそれらの知識を統合してアウトプットする活動を強化します。読解に関しては精読から速読に進み、3年次には難関私大の長文に対応できる力を身につけます。またICT教材を積極的に活用し、自学自習の効率化も図ります。英語科通信TEJ(Takuichi English Journal)で興味を引き出す学期に数回、英語科通信としてT E J( Ta k u i c h i E n g l i s hJournal)を発行。英語が得意な生徒はもっと好きになり、英語が苦手な生徒は今よりちょっとでも英語がおもしろくなるように工夫を凝らします。外部資格試験に関する最新情報をはじめ、英語科教員からの学習アドバイス、おすすめ参考書の紹介、単語学習に役立つ語源のコラムや英語圏の文化を紹介するコーナーなど、多彩な内容で興味を引き出します。大学入試改革に対応し、外部資格試験にも積極的に挑戦する読解力とも深く関わるリスニング能力は、大学入学共通テストでも大きなウェイトを占めるようになりました。また英語外部資格の活用が大学入試でも本格化しており、4技能をバランスよく伸ばす必要性が高まっています。本校では、英検用教材を授業内で使用し、定期テストでも類題を出題。2年次には全員がGTECを受検し、4技能試験の経験を積むとともに、資格取得に向けた各自の課題発見とモチベーションアップにつなげています。また、3年次には共通テスト対策教材でリスニング演習を実施します。現代文担当 遠山 大樹先生数学担当 富田 尚子先生生物担当 山方 祐三郎先生英語担当 進藤 美希先生各教科の先生方より、担当教科における取り組みを紹介いたします。進学目標を見据えた授業教科指導限られた学習時間の中で、効率よく英語力を身につけ、英語4技能を鍛えるための適切なトレーニングを行います。世界で通用する国際力を身につける英語教育国語科では、単に「評論」「小説」「古文」「漢文」を読み合わせるのではなく、それらを通して「思考力」「判断力」「表現力」を培っていくことにこそ教育的意義があると考えています。実際に指導を展開するうえで大切にしているのは、「生徒に教える」のではなく「生徒と共に学ぶ」意識です。「生徒との対話から得られる情報」は私にとっての「教科書」であり、授業という限られた時間の中で生徒と共に授業を作っていくことに、何よりも「楽しさ」を感じています。国語科「生徒と共に学ぶ」授業で思考力、判断力、表現力を培う高校数学は、ものごとを論理的に考える力、相手に筋道立てて説明する力を鍛える科目です。中学校までは解答のみを問われることが多かったかもしれませんが、高校数学では記述式の説明を求められることが増えてきます。単に正解にたどりつけばいいのではなく、計算の一つひとつの操作でも、根拠を明確にし、相手を意識して書く努力が必要になります。友人たちと「ああでもない、こうでもない」と議論しながら、答えを見つける楽しさを味わってほしいと思います。数学科論理的思考力を身につけ、筋道立てて説明する力を鍛える世界の問題を解決し、よりよい未来を生きるためには、過去や現在を正しく理解する必要があります。地歴公民科では、事件や制度をただ暗記するのではなく、事象のつながりや様々な視点での理解を重視して学びます。映像や図像も積極的に活用します。こうした学びによって法則を捉え、思考の引き出しを増やすことができると考えています。「今まで流し見ていたテレビのニュースが理解できた」「感想ではなく、意見を持つことができた」という声を聞くのが嬉しいです。地歴公民科幅広い視点で理解を深め、思考の引き出しを増やす理科は疑問を持つことから始まります。中学校までは受け身の学習が中心だったかもしれませんが、高校で学ぶ理科においては、ただ正しい答えを教えてもらうだけではなく、「自分の疑問に自分で答えを導き出すこと」をぜひ学んでほしいと思います。授業は、一つひとつの疑問を解明する手助けとなることを意識しながら進めています。そして疑問が興味へと変わり、興味が探究へと変わっていく様子を近くで見守れることが、教員としての何よりの喜びだと感じています。理科疑問が興味に変わり、興味が探究に変わる学びを展開文系・理系を問わず、英語は大学入試を突破し、進路目標を実現する上で要となる科目です。そのため3年間を通して積極的に語彙を増やし、確かな文法知識を身に付けて、「道具としての英語」の精度を高めていきましょう。読解は、1文ずつ正確に解釈する「精読」から始まり、必要な情報を素早く読み取る「速読」まで進みます。それと同時に、生徒には、英語で「読み・書き・聴き・話す」という経験をたくさん積んでほしいと思っています。本校で行う様々なプログラムを通じて、日本語とは異なる文化的背景や思考様式を持つ「英語」という新しい「窓」から世界を見ることのおもしろさや意義を知り、他者との違いを楽しみ、受容できる豊かな感性を磨いてください。外国語科入試を突破する力を培うとともに、「英語」で世界を見る経験を積む世界史担当 宮﨑 聡美先生拓一の英語教育における3つのポイントSpecial Contents19 20英語科通信TEJ3年間で効率よく、難関大学入試に対応する英語力を身につける本校は3年間という限られた時間で確実に英語力を高めるカリキュラムが組まれています。家庭学習のペースメーカーと定着度のセルフチェックのため、毎週朝テストを実施するともに、1年次は知識を蓄積するインプットの活動を中心に指導を展開し、学年が上がるにつれてそれらの知識を統合してアウトプットする活動を強化します。読解に関しては精読から速読に進み、3年次には難関私大の長文に対応できる力を身につけます。またICT教材を積極的に活用し、自学自習の効率化も図ります。英語科通信TEJ(Takuichi English Journal)で興味を引き出す学期に数回、英語科通信としてT E J( Ta k u i c h i E n g l i s hJournal)を発行。英語が得意な生徒はもっと好きになり、英語が苦手な生徒は今よりちょっとでも英語がおもしろくなるように工夫を凝らします。外部資格試験に関する最新情報をはじめ、英語科教員からの学習アドバイス、おすめ参考書の紹介、単語学習に役立つ語源のコラムや英語圏の文化を紹介するコーナーなど、多彩な内容で興味を引き出します。大学入試改革に対応し、外部資格試験にも積極的に挑戦する読解力とも深く関わるリスニング能力は、大学入学共通テストでも大きなウェイトを占めるようになりました。また英語外部資格の活用が大学入試でも本格化しており、4技能をバランスよく伸ばす必要性が高まっています。本校では、英検用教材を授業内で使用し、定期テストでも類題を出題。2年次には全員がGTECを受検し、4技能試験の経験を積むとともに、資格取得に向けた各自の課題発見とモチベーションアップにつなげています。また、3年次には共通テスト対策教材でリスニング演習を実施します。現代文担当 遠山 大樹先生数学担当 富田 尚子先生生物担当 山方 祐三郎先生英語担当 進藤 美希先生各教科の先生方より、担当教科における取り組みを紹介いたします。進学目標を見据えた授業教科指導限られた学習時間の中で、効率よく英語力を身につけ、英語4技能を鍛えるための適切なトレーニングを行います。世界で通用する国際力を身につける英語教育国語科では、単に「評論」「小説」「古文」「漢文」を読み合わせるのではなく、それらを通して「思考力」「判断力」「表現力」を培っていくことにこそ教育的意義があると考えています。実際に指導を展開するうえで大切にしているのは、「生徒に教える」のではなく「生徒と共に学ぶ」意識です。「生徒との対話から得られる情報」は私にとっての「教科書」であり、授業という限られた時間の中で生徒と共に授業を作っていくことに、何よりも「楽しさ」を感じています。国語科「生徒と共に学ぶ」授業で思考力、判断力、表現力を培う高校数学は、ものごとを論理的に考える力、相手に筋道立て説明する力を鍛える科目です。中学校までは解答のみを問われることが多かったかもしれませんが、高校数学では記述式の説明を求められることが増えてきます。単に正解にたどりつけばいのではなく、計算の一つひとつの操作でも、根拠を明確にし、相手を意識して書く努力が必要になります。友人たちと「あでもない、こうでもない」と議論しながら、答えを見つける楽しさを味わってほしいと思います。数学科論理的思考力を身につけ、筋道立てて説明する力を鍛える世界の問題を解決し、よりよい未来を生きるためには、過去や現在を正しく理解する必要があります。地歴公民科では、事件や制度をただ暗記するのではなく、事象のつながりや様々な視点での理解を重視して学びます。映像や図像も積極的に活用します。こうした学びによって法則を捉え、思考の引き出しを増やすことができると考えています。「今まで流し見ていたテレビのニュースが理解できた」「感想ではなく、意見を持つことができた」という声を聞くのが嬉しいです。地歴公民科幅広い視点で理解を深め、思考の引き出しを増やす理科は疑問を持つことから始まります。中学校までは受け身の学習が中心だったかもしれませんが、高校で学ぶ理科においては、ただ正しい答えを教えてもらうだけではなく、「自分の疑問に自分で答えを導き出すこと」をぜひ学んでほしいと思います。授業は、一つひとつの疑問を解明する手助けとなることを意識しながら進めています。そして疑問が興味へと変わり、興味が探究へと変わっていく様子を近くで見守れることが、教員としての何よりの喜びだと感じています。理科疑問が興味に変わり、興味が探究に変わる学びを展開文系・理系を問わず、英語は大学入試を突破し、進路目標を実現する上で要となる科目です。そのため3年間を通して積極的に語彙を増やし、確かな文法知識を身に付けて、「道具としての英語」の精度を高めていきましょう。読解は、1文ずつ正確に解釈する「精読」から始まり、必要な情報を素早く読み取る「速読」まで進みます。それと同時に、生徒には、英語で「読み・書き・聴き・話す」という経験をたくさん積んでほしいと思っています。本校で行う様々なプログラムを通じて、日本語とは異なる文化的背景や思考様式を持つ「英語」という新しい「窓」から世界を見ることのおもしろさや意義を知り、他者との違いを楽しみ、受容できる豊かな感性を磨いてください。外国語科入試を突破する力を培うともに、「英語」で世界を見る経験を積む世界史担当 宮﨑 聡美先生拓一の英語教育における3つのポイントSpecial Contents19 20