ブックタイトル拓殖大学第一高等学校【学校案内】

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概要

拓殖大学第一高等学校【学校案内】

ディスカッションプログラムディスカッション プログラムを経験して各グループごとに、外国人講師が1名ついて指導します。日本文化について、「祭」「教育制度」など、それぞれテーマをもってディスカッションをくり広げ、意見をまとめます。各クラスで全グループが発表する機会を設け、そのうえで代表チームを選出します。英語力はもちろん、発信力や表現力も養います。さらにこの成果を修学旅行でも発揮します。拓一ならではの英語プログラムで真の国際人となる第一歩を踏み出す松原 誠教頭 「ディスカッションプログラム」は、急速に進むグローバル化社会に対応してスタートした拓一オリジナルの先進的なプログラムです。1年生全員が少人数のグループに分かれて、外国人講師の指導のもと、留学生も交え、年間5日間、各日4時間で英語ディスカッションとプレゼンテーションに取り組みます。単なる語学習得にとどまらず、生徒が主体となって深い学びに取り組み、仲間と協働しながら表現力・発信力を培う探究プログラムにもなっています。 外国人講師は約60名。アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランドのほか、メキシコやナイジェリアなど多様な国籍を持ち、生徒は毎回、毎時間ごとにナショナリティの異なる先生方とコミュニケーションをとることになっています。すなわち日本にいながらにして、様々な文化や価値観を知るチャンスにもなっているのです。 このプログラムを体験し、生徒の英語に対する意識は大きく変わりました。英語を学ぶモチベーションが上がるとともに、異文化に触れ、多角的な視点で物事を見ることができるようになっています。拓一の英語教育の目標は、英語をツールとして、教養の幅を広げ、日本人としての誇りを持った真の国際人を育成すること。「ディスカッションプログラム」で、目標に向かう第一歩を踏み出しましょう。Special Contents●プログラム内容12月 <2日間 ディスカッションを中心に> 3月 <3日間 プレゼンテーションを中心に>※2020~2022年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施は見合わせています。(2019年度参加)世界を舞台に、世界を拓け!国際理解教育オーストラリアへのターム留学は、ニュージーランドの2 週間の英語研修から一歩進んで、徹底した語学力の養成を目指しています。現地の家庭に滞在し、その家族と生活をともにしながら、オーストラリアの高等学校に1学期間(10週間程度)通学します。生きた英語を学び、広くオーストラリアの習慣、歴史、文化に親しむとともに、日本について考えるチャンスにもなっています。参加した生徒は驚くほど成長し、自信を身につけて帰ってきます。オーストラリアターム留学7 月下旬からニュージーランドの南島で、希望参加制による約2 週間の語学研修を実施。さまざまなアクティビティーやホームステイ体験を通して、語学だけでなく、現地の文化や生活習慣を学びます。ニュージーランドの雄大な自然や人々の温かさに触れる2 週間は、一生心に残る貴重な経験となります。提携校のワイマテ高校とは10 年以上交流を続けていて、長期交換留学制度もあります。ニュージーランド夏期語学研修・交換留学<特進コース>(府中市立府中第二中学校出身)<特進コース>(八王子市立石川中学校出身)<特進コース>(三鷹市立第七中学校出身)<特進コース>(小平市立小平第六中学校出身)<特進コース>(三鷹市立第一中学校出身)研修・留学スペイン語・中国語の選択もできますTopic 本校の系列大学である拓殖大学外国語学部には英米語学科のほかにスペイン語学科・中国語学科があります。それに伴い本校では高校としては珍しく自由選択科目にスペイン語・中国語の授業があり、多様な国際理解にもつながっています。交流や会話を通してついた自信私は2週間ほどニュージーランドに語学研修にいきました。語学力が乏しかったためはじめは上手くコミュニケーションがとれず、ホストファミリーに迷惑を沢山かけてしまいました。自分の英語が伝わるのか不安でしたが勇気を出して言ってみると笑顔で褒めてくださったのがとても自信になりました。たくさんの人と授業や放課後を通じて交流することができニュージーランドの文化に触れることが出来ました。これから先の自信に繋がりました。先生からのメッセージ卒業生からのメッセージK.KさんS.NさんK.WさんR.NさんH.UさんM.Mさん <進学コース>【 留学先/ニュージーランド】 所沢市立南陵中学校出身―どんな心構えをして参加しましたか?H . Kさん:ふだん外国の人と話すことはほとんどないので、自分の英語が通じるか不安でしたが、せっかくのチャンスを無駄にしたくないと思い、モチベーションを高めて参加しました。H . Uさん:私は英語が苦手ですが、人と話すのが好きなので、英語ということだけにとらわれず、外国人の先生とコミュニケーションをとることを楽しもうと思いました。―実際に参加していかがでしたか?S . W さん:先生が一人一人に発言の機会をつくり、明るく盛り上げてくれたので、緊張することもなく、楽しむことができました。R . Nさん:様々な国から来た先生方が、自国の自然や文化、食べ物などを紹介してくれて、とても興味深かったです。H . Uさん:1 2 月の2 日目に挑戦したスピーチでは、短時間で文章を考え、みんなにわかるように話すのが大変でしたが、思った以上によくできて自信になりました。H .N さん:先生には、「とにかくパッションが大切だ」と何度も言われたので、それを意識し、ジェスチャーも交えながら頑張りました。そして伝えたいという思いが強ければ、ちゃんと伝わるんだと実感しました。H . K さん:だんだん慣れてきて、スピーチではみんなを笑わせようとする余裕も出て( 笑)、よかったと思います。ジャマイカから来た先生とは一緒にダンスもできて楽しかったです。―成長したと感じることはありますか?H .N さん:12月は先生の言うことが全然聞き取れなくて悔しかったので、3月を目標に、リスニングに力を入れて取り組んだところ、前よりずっと聞き取れるようになっていて、努力の成果を感じることができました。R .Nさん:間違えても恥ずかしがらずに堂々と発言できるようになりました。また、グループ活動でS D G s をテーマにプレゼンテーションに挑戦し、S D G s について深く知ることができたのも、よかったです。S .Wさん:プレゼンテーションではグループのみんなと話し合い、難しい単語を簡単な表現に言い換えたり、イラストを使うなど、みんなにわかりやすく伝えるにはどうしたらいいか考えたことで、発信力や表現力もアップしたと思います。―この経験を今後どう活かしていきますか?H . Kさん:日々の英語の学習でも、常に「実践ではどのように使うのか?」ということを意識して取り組みたいと思っています。そして日本にいる外国の方が困っているときに手助けができるようになりたいですね。H .Nさん:グループ活動で、意見が違う人とも話し合って目標を達成したように、将来社会に出てからも、様々な立場の人のことを考えて行動したいと思います。21 22