ブックタイトル城北埼玉高等学校【パンフレット】

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概要

城北埼玉高等学校【パンフレット】

放課後学習支援講習会・勉強合宿放課後にも受験講座や英検対策講座など希望制の講習会が開かれます。自習する生徒は個別ブースの自習室や図書館(P17参照)も利用できます。スタディサプリやClassi学習トレーニングなどの学習ツールも活用します。自習室春・夏・冬休み中にも、様々な補習や受験対策等で年間100講座以上が開催されます。希望制での受講が原則ですが、模試の成績などによる指名補習もあります。夏休みには勉強合宿も行います。また高1生は秋に全員参加のイングリッシュキャンプで英語漬けになります。ているのかもしれません。司会: 結局、受験対策は自分たちで努力していると?南部: そうですね。結局は自分次第だということをよく分かっています。私たち教員が彼らとのコミュニケーションの中でできることはQ&A(Question&Answer)ではなく、Q&(I Question&Idea)であると思っています。彼らが主体的に考え、努力できる環境を大切にサポートしているつもりです。司会: 本科の先生方から見てどうですか?鈴木: 本当によく頑張ったと思います。特に高入生は最後まで一般選抜で挑む生徒が多かったです。中入生は総合型選抜や学校推薦型選抜などの年内入試もうまく活用していたという印象です。岩崎: フロンティアの縦のつながりは強みですね。本科では縦のつながりは部活動に加えて進路に関してはOBによる講演会があります。指定校も含めた自己決定の難しさ司会: 次はあえてうまくいかなかったことや課題について聞きたいのですが。岩崎: それはやはり指定校がキーですね。指定校推薦もうまく活用して全体として進学実績が上がればいいわけですが、指定校の生徒が増えるほど一般受験で合格する生徒の割合が減っていく。一定の歯止めは必要です。どうやったら一般受験に向かっていく生徒を増やせるか。司会: 今回も指定校ではなく一般受験させたかった生徒がいた?岩崎: 一般受験でもっと上を目指せる生徒はいました。そもそも国立には指定校はありませんし。原田: 国立志望の生徒で、模試で国立がA判定だったのですがご家庭の強い意向で指定校で私大に行った生徒がいます。本人も残念がっていました。岩崎: うちはそれを規制してはいないので、仕方がない…原田: 指定校でも自分で選んだという意識があればそれはそれでいいと思う。指定校で進学して「いってよかった」と楽しそうに文化祭に遊びに来てくれる卒業生もいます。    国立の受験予定者で、指定校ではありませんが、私大に合格し、国立受験を回避した生徒は前期・後期日程ともいました。受験生の気持ちは痛いほど分かりますが、国立文系クラスとして団体戦での有終の美を飾りたいところでした。現役合格率から現役進学率へ鈴木: 現役合格率はだいぶ上ってきて9割を超えているのですが、現役進学率は7割台にとどまります。受験が終わってもう一歩頑張れたのでは、という思いを抱えた生徒は少なくないです。中には合格の切符を持ちながら、浪人を選ぶ生徒もいます。現役のうちに学力をもっと伸ばしてあげたかった。司会: それは比較的低学力層?鈴木: いや、そんなことはありません。共通テストの結果から、国立大第一志望を諦めて首都圏私立大に切り替えた生徒や、浪人覚悟で国立大第一志望を貫き私立大はほぼ受けない生徒。第一志望ではない複数の私立大併願校に合格しつつも、第一志望合格に届かなかった生徒など様々です。医学部医学科受験の生徒は全敗する生徒も少なくないため、浪人時に現役の実力を担保する一般学部の合格を勧めたりもします。もう一歩早く受験への切り替えができていれば…と感じています。司会: 現役合格率だけでなく、現役進学率を上げなければと。岩崎: それはそうですが、まずは合格率がこれだけ上がっていることを評価すべきで、これを維持することが大事。無限に広がるフロンティアの進路司会: フロンティアはどうですか。何が課題?11