ブックタイトル狭山ヶ丘高等学校【パンフレット】

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概要

狭山ヶ丘高等学校【パンフレット】

 開校以来、本校は心の教育「内観」を重視してきました。「内観」とは、自己を見つめ今までお世話になった父母・先生・友人など身近な人との交流を思い出し、本来あるべき自己の姿に気づくことを主眼としています。 時代とともに生徒数も増え、学力も大きく向上したことから、この内観の精神を、本校の現状に適応するように発展させたものが、本校で実践している自己観察教育です。 沈思黙考し、自らの生き方を深く考えさせるこの取り組みこそ、躍進を続ける本校の進学実績の基となっています。自己観察教育は、大きく三つの柱に分けられます。自己観察教育の3つの柱茶道悠久庵にて、3年生が週1 回茶道の授業を受けています。様式に従ってお茶を点て、静けさのうちに味わう。こうした日本の伝統文化に触れ「和敬清寂」の精神を体得することで、社会人として必要な豊かな人間性と国際性を培うことができます。心身の動と静を育む茶道教育黙想授業の始めに目を閉じ、心を集中させ、テーマに従って黙想します。黙想という単純な動作ですが、これを3年間続けているうちに、集中力がつき、自分を律する強さを身につけるとともに、将来の自分の進むべき道、生き方を見定められるようになります。内省力を育む黙想教育対話教師と生徒、また生徒同士が学校生活全般で温かい対話の場を持つように心掛けています。特にクラスや部活動という同一の場で同じ目標に向かう者同士が切磋琢磨し合い、言葉がけを大切にすることで、相互友愛の心を身につけることができます。コミュニケーション力を育む対話教育1.本校の建学精神は「人間尊重」の教育実践にあり、人間性に立脚した高い理念と哲学を持った優れた社会人となることを期す。2.本校の建学精神に基づき健全な理想を持ち、身体を強健にして学業に励み、真理の普遍性を認識し、それを追求してゆく洞察力を養う。3.民主主義の体得と自己の責任を自覚し、礼儀を守り、心身の健康を期し、風紀の厳正を守り、相互友愛の中で規律正しく行動する。4 .自己観察教育の意義を体得させ、必須授業における茶道において、実習及び毎授業時における黙想の実践による「静」と部活動奨励による「動」の静動一体の体験を通じ、常に省みる心を育て、長所を一流のものとし、ひいては地域社会における職業人、よき家庭人となることを期す。教育目標3 Sayamagaoka Senior High School