ブックタイトル昌平高等学校【パンフレット】

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概要

昌平高等学校【パンフレット】

ハーバード・サマースクールin SHOHEIハーバード大生を本校に招き、ディスカッションや発表中心の授業を英語で行います。英語力だけでなく論理的思考力や批判的思考力を伸ばします。IBコース生は1年次に全員が参加します。その他希望者対象の行事として各種語学・文化研修があります。3 年 豊澤 寿々さん蕨市立第二中学校出身生徒の一日IB 教科の特徴中核的要素(コア)3年間の流れ友だちと久喜駅で待ち合わせてから、8:00前には学校に着くように心がけて通っています。テスト前は電車の中でも勉強しています。8:40 登校ニュースの英文記事を読み、その中の問いについて皆とディスカッションしました。英語力向上のため、英検準1級にも挑戦します。8:55 1限目お弁当はいつも教室で食べますが、テスト前にはランチルームで食べることもあります。食事をしながらテスト対策の情報交換です。12:45 昼食IBコース独自の授業『TОK』(知の理論)の時間です。正解は一つではありませんが、意見交換しながら解決策を探していきます。14:30 6限目放課後は、仲間と語り合いながら楽しく学び、さらに知識を深めていく時間です。目標に向けて互いに刺激し合います。3年次 15:45 放課後2年次1年次各教科の基礎知識を身につけるとともに多様な学習スタイルに触れ、探究的な学び方への適応を図ります。アカデミック・ライティングの基礎的な技術もこの段階で習得します。2年次より、国際バカロレア(IB)の教育プログラムに基づく授業となります。それぞれの教科内容を相互に関連づけながら学ぶ「中核的要素(コア)」の学習も始まります。各自の探究テーマを見出し、個別の研究活動に取り組む機会が増えていきます。ペーパーテストで測れないスキルを重視し、高めることが、IBコースの特徴です。3年次には、各教科の内部評価が始まり、論文作成も本格化します。11月には全員が「DP最終試験」を受験し、「DP資格」の取得を目指します。DP資格は単なる試験結果ではなく、教科横断的で探究的な学習プロセスに継続して取り組んできたことの証明となります。生徒は、自身の強みや関心を整理し、総合型選抜やIB入試を中心に大学入試に挑みます。言語と文学(日本語)文学作品の分析や、広告など非文学テキストの分析などを通じて、言語表現の多義性や効果、また文化的背景の作品に及ぼす影響などについて、多面的、批判的に考察します。言語の習得(英語)国際社会の多様な話題や英語で書かれた文学作品を題材に、コミュニケーション能力を高めます。また、言語学習を通じて思考スキルを習得し、人との交流を通じて異文化理解を深めます。個人と社会(歴史)複数の視点から史資料を批判的に検証することで、歴史的事象を多角的に分析し、自らの主張を論理的に構築します。また、歴史分野の論文作成法について、実践を通して学んでいきます。自然科学(生物)自然科学でとりあつかう様々な事象について、良質な問いを立て、自ら答える能力を育みます。知識を実生活に応用する深い思索を協同的な学習を通じて行うことで、科学的な考え方を身に着けていきます。数学実社会の課題を数学的に探究し、解法の習得と共に「なぜそうなるのか」「どう使えるか」を考えます。英語の教材を使用し、授業、試験は全て英語で行われます。芸術(美術)表現技法の習得のみにとどまらず、主題や背景を深く探究し、制作意図を言語化することで思考と表現を往復しながら作品を制作します。鑑賞においては、技法に加えて文化的・歴史的文脈からも作品を分析します。知の理論(TOK)知識に関する問いの探究です。課題の一つ「TOK 展示」では、私たちを取り巻く世界の間のつながりについて深く考察します。以下プロンプト( 課題) の一例「私たちはどのような理由で、主張を疑うようになるのか」「知ることのできないものは存在するのか」課題論文(EE)生徒が関心に応じて個人研究に取り組み、研究成果を8000字(英4000 words)の論文にまとめます。以下生徒の論文テーマ「ガウディの思想と建築物の表現」ガウディは、カタルーニャ主義や自然の造形を自身の建築にどの様に投影しているのか。「西パプア独立運動の発生と国際社会の介入による影響」アメリカと国際連合は、西パプア独立運動にどの程度影響を与えたのか。創造性・活動・奉仕(CAS)自由な発想によるクリエイティブな活動、健康的なライフスタイルの実践、コミュニティの一員としての貢献を通じてIBの学習者像を体現します。以下生徒の活動例「東日本大震災復興支援」地元のお祭りで福島県浪江町のご当地グルメ(なみえ焼きそば)を販売し、その利益を復興施設に寄付した。「ロヒンギャ講演会」館林市に居住するロヒンギャの方々と出会い、ミャンマーの現状を知ってもらうため地域講演会を開いた。HO OL S CHO OL GUID E 2 0 2 6 14