ブックタイトル昌平高等学校【学校案内】
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昌平高等学校【学校案内】
卒業生座談会一番行きたかった大学にこだわり、晴れて大学生となった卒業生たち。昌平で送った3年間の日々は、一人ひとりの学び方に何を与えたのでしょうか。今、改めて母校の魅力を語るとき、それぞれの成長の軌跡が見えてきました。学校完結型の手厚い進学指導も部活動の実績も選択の理由に。皆さんが昌平を選んだ理由は何ですか?岩切 憧れていた大学の入試要項に「IB資格取得の者」とあり、“IBって何?”と思ったところから昌平との出合いがありました。内田 なるほど。岩切さんはIBコースの出身なのですね。僕の場合は姉が特選クラスで学んでいて、塾や予備校に行かなくても、手厚い指導がしてもらえると、入学前からずっと聞いていたからです。小山 年々伸びている進学実績の良さと、強豪の運動部が多いので、全国大会の応援に行きたかったからです。吉澤 応援とはおもしろい目のつけどころですね。僕はたまたま最寄り駅の近くで開催されていた、昌平の説明会に母と一緒に参加したことが昌平を知ったきっかけでした。田邊 なんといっても特進アスリートコースがあることが決め手でした。陸上競技部では800mをやっていました。清水 家から近かったのが第一の理由ですが、英語教育が充実していると聞いて、「昌平って英語もすごいんだ」と、さらに昌平に興味を持ちました。大澤 僕も家から近かったからです。通学時間が短ければ、その分、勉強時間がたくさん取れると思いました。大塚 小山さんと同じく進学実績に着目したのと、共学だったことが決め手でした。岸 サッカー部の部活体験に来たのが最初でした。テクニックの話になりますが、「先輩たちの足元の技術が高い」と感じたのが決め手になりました。専門的な話ですみません( 笑)。直井 その理由、僕はよくわかります。昌平のサッカーは確かにテクニック重視型で、なおかつ自由度が高く、僕もそのサッカースタイルに憧れて入ったからです。糸谷 僕もきっかけはサッカーです。特進アスリートクラスで、サッカーも勉強も高いレベルで頑張りたいと思いました。「成長」という名のゴールに向けて誰もが全力で突っ走った3年間。皆さんにとって、「これが高校時代の思い出」といえる一コマを教えてください。岩切 私は部活には入らず、完全にIB一本で 頑張りました。よく先輩とかも言うのですが、IBコースには、「おはよう」の代わりに「昨夜寝た?」が朝の挨拶になるという都市伝説があるのです。小山 なにそれ?岩切 事前に本を読んでから議論したり、あらかじめ課題に取り組んでから授業に臨んだりと、そういうやらなければならないことが本当に多いからです。時には睡眠不足になったこともありましたが、課題をこなしながら力が付きました。小山 それはもうスポーツの応援に尽きます。高2からT 特に入ったタイミングで自習室のヘビーユーザーになりましたが、とっても良い気分転換になったのが、強豪の部活動の応援でした。野球、サッカー、ラグビー…けっこう行きましたね。糸谷 そうでしたか。だったら僕が出ていたかもしれないサッカーの試合にも来てもらっていた可能性がありますね。お礼が遅くなりましたが、どうもありがとうございます(笑)。僕は特進アスリートクラスだったので、勉強とサッカーの両立に励んだことが思い出です。サッカー部の仲間たちと、隙間時間を有効活用して勉強するよう努力していました。田邊 僕も特アスでした。思い出は始業前の0限授業ですね。「特アスなのだから勉強も常にトップへ!」と誇りも高く、いつも朝から気合を入れていました。清水 もともと集中力が続かない方なのですが、入学時から「1日1時間でも勉強に集中する」みたいなことを決めて、自宅学習でそれをずっとやり通したことが思い出です。改めて振り返っても、本当によくやり続けたなって、自分を褒めてあげたいです( 笑)。大塚 新型コロナウイルスの感染状況がようやく落ち着き、飲食が解禁になった高3の昌平祭ですね。フランクフルトのお店を出しました。直井 サッカー部で、高1のルーキーリーグや、新人戦に出場できたことが一番の思い出です。自分としては納得できるほどサッカーをやり切った感があるからです。??澤 優秀な仲間たちと切磋琢磨しながら、常にトップを目指して勉強できたことです。ただ本当に全員が勉強だけにのめりこんでいたということではなく、部活動や自分の好きなことに全力で取り組んでいました。内田 3つある自習室の1つに、なぜかT特のクラスメートが集まるスポットがあり、そこでいつも勉強していたことが思い出です。「さあこれから自習室に行くぞ!」「今日もみんなで頑張ろう!」みたいなノリが楽しかったです。岩切 はい、これは余談ですが、IBコース専用の自習室というものを、先生方にお願いして作ってもらったのは私たちの代でした。大澤 僕の思い出も自習室ですね。毎日20:00まで学校に残って勉強し、家に帰ってコーラ飲んで寝ていました( 笑)。日曜日だけは何もしない日と決めて、平日は基本、東大受験のことだけ考えて生活していました。岸 サッカーの強豪校でプレーしたくて昌平を選んだので、ほんの一瞬でしたが、公式戦に出場できたことが最高の思い出になりました。1人では叶えられない入試をきめ細やかなサポートで合格へ。それぞれの大学受験にまつわるエピソードを聞かせてください。糸谷 医師をめざすことを担任に伝えたとき、すぐさま「一緒に頑張ろう」と返ってきた日のことを、今でも鮮明に覚えています。ちなみに、地方に住む祖父が心筋梗塞で倒れたことをきっかけに、地域医療への貢献を考えるようになったのが医学部志望のきっかけでした。清水 そうだったのですね。私が外国語学部を志したのは昌平に入る前から英語が好きだったからで、留学生が多い環境も魅力的な上智大学を第一志望に受験しました。入試形態は一般選抜の中にあるTEAPスコア利用方式というもので、昌平の英語教育で培われた英語力が最大のアドバンテージになりました。岩切 私も上智大学で学んでいます。実は中学生の頃から憧れていた大学が上智で、入試要項に明記されている「IB資格取得の者」をクリアすることができました。大学では哲学を専攻しているのですが、IBコースには哲学的思考を用いて考える授業『TOK』(知の理論) があり、クリティカルシンキング(批判的思考)を養いながら、高校3年間を通して自分の好きなもの、自分の強みと向き合うことができ、その経験を入試で生かすことができました。IB教育のおかげといっても過言ではありません。小山 家が近かったので、日曜日も長期休暇中もほぼ毎日、自習室に“ 行って”いたというか“ 通って”いました。当時の自習室仲間とのLINEを見返すと、「今日行く?」「行く!」みたいな会話しかしてなかったりします( 笑)。あとは卒業した先輩たちの『合格体験記』が資料としていつでも閲覧できるので、それも受験勉強の役に立ちました。ただ私は志望理由がなかなか書けなくて、苦しくて、泣いたこともあったのですが、先生方が親身に寄り添ってくれたおかげで、推薦で第一志望の大学に行くことができました。今は女子大での学生生活を思いっきり楽しんでいます。大塚 僕も受験期には自習室通いが当たり前になっていました。ただ国立の前期試験が終わって発表を待つ間が辛くて、おまけに後期試験も控えているので悶々としていました。そんな時に気分転換になったのが自習室仲間の存在でした。本当に“ 戦友”という感じでした。田邊 中学生の頃からずっと筑波大学を狙っていたのですが、学部を絞り込むことがまだできなかったので、一般入試の数学の過去問を20年分くらい解き続けたことがありました。どの先生も受験に関する詳細なデータをお持ちなので、塾や予備校に行く必要性をまったく感じないのも、昌平の良さだと思います。岸 サッカー部の引退時期の関係で、受験勉強を始めたのは高3の夏でした。自分はスタートが遅れているという自覚があったので、早朝から自習室に入って勉強していました。一緒に自習室に誘ってくれるサッカー部の友だちがいたので、そういう関係も良かったと思います。大澤 とにかく先生方には添削指導でお世話になりました。僕に最適な参考書の情報提供もありがたかったです。直井 受験に向けてありがたかったのは、勉強内容だけでなく、勉強方針を教えてくれる先生が多かったことです。サッカーとの両立が課題だったので、どうすれば両方が可能になるのかというアドバイスはとても参考になりました。??澤 模試の過去問や大学ごとの過去問を解いて先生に提出すると、すぐに添削して返してくれました。英語の先生による英作文の自作のテキストにも助けられました。内田 高1からたくさん模試を受けて、夏休みが終わったあたりから、“ここから頑張れば東大も”と思えるようになりました。なので、特に勉強時間の多さということよりも、常に継続してやり続けることを心がけていました。卒業生だから語ることができる母校=昌平の魅力は多種多様。母校となった昌平の魅力とは何でしょう???澤 優秀な仲間と切磋琢磨しながら勉強できる環境が学校全体にあることです。内田 活気ある部活動の応援を全力で楽しむことができる特別感があります。小山 上に行こうと思えば、いつでも上を目指せる環境があるのも昌平の魅力です。直井 自分が頑張りたいと思ったときに、必要な環境が揃っていることです。糸谷 「その日その日を頑張ること」ができる環境があることです。岩切 充実したカリキュラムに基づいた、すばらしい高校生活が保障されていることです。田邊 共に励まし合ったり、勉強を教え合う環境があることです。清水 きめ細やかな指導をしてくれる先生方がたくさんいるところです。岸 スポーツ施設が充実していて最高のコンディションで自分を鍛えられるところです。大澤 予想以上に英語力が向上することです。大塚 生徒の「これがしたい」を叶えてくれる学校だと思います。DISCUSSION AND TALK東京理科大学創域理工学部 経営システム工学科岸 遥仁さん日立市立河原子中学校出身お茶の水女子大学共創工学部 人間環境工学科小山 舞桜さん深谷市立幡羅中学校出身上智大学文学部 哲学科岩切 優空さん草加市立瀬崎中学校出身東京農工大学工学部 機械システム工学科大塚 凛太郎さん羽生市立西中学校出身東京大学理科二類内田 尚吾さん春日部市立江戸川中学校出身東京大学文科二類大澤 順成さん昌平中学校出身東京大学理学部 数学科??澤 寛彰さんさいたま市立柏陽中学校出身筑波大学理工学群 工学システム学類田邉 裕也さん結城市立結城中学校出身群馬大学医学部 医学科直井 朝飛さん古河市立総和北中学校出身上智大学外国語学部 ロシア語学科清水 博斗さん宮代町立前原中学校校出身長崎大学医学部 医学科糸谷 海さん茗渓学園中学校出身座談会 参加メンバーMEMBER17 SHOHE I S ENIOR HIGH S C HOOL S CHOOL GU IDE 2 0 2 5 18